DeNA・今永、1ー0の8回無念… 中日戦37イニングぶり失点許す 2021年10月から無失点継続も

[ 2023年6月30日 20:37 ]

セ・リーグ   DeNAー中日 ( 2023年6月30日    横浜 )

<D・中>DeNA先発の今永(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの今永昇太投手(29)が30日、中日戦(横浜)に今季10度目の先発登板。1ー0の8回に代打・宇佐見に同点打を浴び、同戦37イニングぶりに失点を許した。8回111球4安打6奪三振1失点で降板。今季6勝目はあと一歩のところでお預けとなった。

 中日戦37イニングぶりの失点だった。1点リードの8回のマウンドにも上がった今永は、雨が降りしきる中で気迫の投球を見せ続けてきた。しかし、この回先頭の村松に不運な形の投前安打を許し、続く石橋に送りバントを決められ1死二塁に。ここで中日ベンチは代打攻勢に出る。龍空に代わり打席にたった福永は空振り三振に仕留める。しかし、投手・小笠原の代打・宇佐見に108キロの外角やや低めのカットボールをうまく捉えられ、打球は中堅手・桑原の横を抜ける二塁打に。二走・村松に同点の生還を許し、試合は振り出しに戻った。

 中日キラーは健在だった。初回を7球で3者凡退に斬る最高のスタートを見せた今永は、3回まで完全投球。4回の先頭・大島に遊撃内野安打を許すも、後続をきっちりと断ち7回までゼロを並べた。

 今永の中日戦登板は、2021年10月10日(横浜)の2回に失点して以来、昨年5月17日(バンテリンD)、8月30日(横浜)、そして今季4月28日(バンテリンD)の7イニングを合わせて7回まで36イニング得点を許さず。この日も小笠原との左腕対決で貫禄の投球を見せた。

 打線は0ー0の4回に先頭。ソトの宇行越えの二塁打、大和の右前打と連打でつないだ後、戸柱の強烈な三ゴロの間にソトが生還。エース左腕対決の中、貴重な先制点をもぎ取った。

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