【阪神・岡田監督語録】「あれを辛抱、もう一つ辛抱したらのう」戸郷を攻略できなかった打線に嘆き節

[ 2023年6月30日 21:58 ]

セ・リーグ   阪神1-2巨人 ( 2023年6月30日    東京D )

<巨・神> ベンチで厳しい表情の岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神は巨人に延長10回にサヨナラ負けを喫し、連勝はならなかった。試合後、岡田監督は好投の西純などについて言及。以下は一問一答。

 ―最後はこの球場の怖さが。
 「いや、怖さというか…。球場はわかっているやん、ずっと(やっているから)。安心したんか、なんか知らんけどなあ。前の2人には、あんだけ低く低くいってんのに。なあ。そういうことやろうなあ」

 ―西純は良い投球をした。
 「いや、そうやんか。まあ、予定通りというか、いいピッチングをするというとったやんか」

 ―悪かった時に比べて制球がよくなった。
 「いや、ボールも走っとるしなあ。そら。まあ、投げたいところに投げれるようになっとったし。うん。最後はちょっとなあ。まあ、飛ばしとったからなあ。おーん。でも、まあ、あそこまで投げたら十分やろ」

 ―監督の目からみても春先の力強さが戻ってきた。
 「うーん、まあ春先というか、キャンプ、春先ちゃうで、キャンプやで」

 ―これからも先発で戦力に?
 「それはわからん。それはわからん。そんなことを言う必要はないやんか。そんなん、1回くらい良くても、今までどんだけ悪かったか。これを継続できるかやろ、結局な」

 ―戸郷からチャンスをつくったが。
 「あと1本な。やっぱり最後、低めボールをな、フォーク、スライダーを振るからな。あれを辛抱、もう一つ辛抱したらのう」

 ―ヒットエンドランは不運。正面を突いた。
 「まあそれはしょうがない、それは」

 ―低めの1つを我慢できるかが打線のバロメーター、
 「勝負どころでな、フォアボールは選んでたわけやんか。結局ランナーセカンドでスコアリングポジションにいった時に、そこでもうひと踏ん張りできるかどうかやな」

 ―前川は技ありで。
 「ちゃんと振ってるということやろ、強引にいかんとな、外のボールを逆らわんと」

 ―月単位でいうと6月終わり。
 「あんまりええ月やなかったよな、そら」

 ―今日は特に打撃の方が。
 「いやいや、今日はそらお前、ええピッチャーやからそんなに打撃もそんな悪いことないと思うよ。8本、打ってるんやろ?だから、言うてるやん、最後の詰めやっていう。セカンドな、ランナーいった時に。そこで、もうひとつ選べたら言うてるやん。そういうことやん。チャンスは作れてたわけやからなあ、おーん。まあそんな、悪くないやろ。そら、ええピッチャーにそんな打たれへんって。点取れへんって。そんな」

 ―ノイジーの当たりは切れたが惜しかった
 「いや、そんな(笑いながら)、あんなん、そんな惜しないよ」

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