異常事態のまま6月終了 パ・リーグから2人目の3割打者出てこない…オリ・頓宮の独り旅どこまで続く?

[ 2023年6月30日 22:02 ]

パ・リーグ   ソフトバンクー楽天 ( 2023年6月28日    ペイペイD )

オリックス・頓宮(中央)
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 プロ野球が6月までの日程を終了した。各チームが半分近くの試合数を消化する中、パ・リーグで異常事態が続いている。ここまで打率3割を超えているのがオリックスの頓宮のみで、なかなか2人目が出てこない。

 頓宮は6月1日に規定打席に到達し、打率・321でトップに浮上。翌2日にソフトバンク・柳田に1日だけトップの座を譲ったが、その後は1位に君臨し続けている。

 一方、追い掛けるライバルたちが伸びてこない。6月上旬は柳田が3割超をキープした時期もあったが、15日に3割から陥落。以降は大台に届かない。また、ソフトバンク・中村晃も2割9分は超えるが、あとわずかなところで推移。柳田は・296、中村晃も・292で6月を終えた。

 頓宮はこの日の日本ハム戦で4打数1安打を放ち、打率・346。完全な独り旅を続けている。個性ある数々の名打者を生んできたパ・リーグで、3割打者が1人だけというのは異常事態と言っても過言ではない。ちなみに6月30日時点で、セ・リーグは7人の3割打者がいる。パ・リーグから2人目は一体、いつ出てくるのか…。

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