DeNA松尾らルーキー全選手が本社訪問　南場オーナーは「日本を代表する捕手に」とエール

＜DeNA新入団選手本社訪問＞DeNA本社を訪問した新入団選手（前列左から）林、松尾、南場オーナー、吉野、森下（後列左から）渡辺、鈴木、橋本、上甲、今野、草野（撮影・島崎忠彦）
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　DeNAの育成を含む新人10選手が26日、東京・渋谷のDeNA本社を訪問。南場智子オーナー（60）から同社の経営理念などの講義を受け、名刺交換後にはファンへの感謝を忘れず全力プレーを求められた。ドラフト1位・松尾汐恩捕手（18＝大阪桐蔭）は緊張気味に同オーナーから名刺を受け取ると「こういうスーツを着るのも初めてだし、テンパりました」と冷や汗で振り返った。

　捕手のドラフト1位指名は球団では1988年の谷繋元信（江の川）以来、34年ぶり。将来性が見込まれ、2月のキャンプで1軍入りが決まっている松尾に、南場オーナーは「しっかりしている印象。日本を代表する捕手になってほしい」とエールを送った。

　この日はWBC日本代表全30選手が発表された。将来的な侍ジャパン入りについて、松尾は「自分の夢。そういったところに向けて頑張っていきたい。いろいろな選手を見ながら、自分もいいところを取り入れたい」と目を輝かせた。