ロッテ先乗り自主トレ開始 茶谷、正遊撃手死守へ打撃力アップ「打たなきゃ出られない」

[ 2023年1月26日 16:52 ]

石垣島先乗り自主トレをスタートさせた茶谷。今季は遊撃定着を狙う
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 春季キャンプ地の沖縄・石垣島に先乗りしているロッテの20選手が26日、合同自主トレを開始した。最高気温22度と汗ばむぐらいの陽気に恵まれ、選手たちは打撃や守備など課題に取り組んだ。

 プロ8年目を迎える茶谷健太(25)は昨年6月末から1軍に定着し、キャリアハイの57試合に出場、終盤は遊撃手として26試合連続でスタメンに名を連なるなど飛躍した。今月23日に放送された日本テレビ「有吉ゼミ」にも出演し、大食いに挑戦。「周りの方には連絡がきたみたいなんですけど、自分は全然来なかった」と、バラエティー初出演の反響は不発?だったが、正遊撃手の座は死守する。

 昨季、遊撃を守った藤岡裕大(29)小川龍成(24)に加えて、ドラフト2位の友杉篤輝(22=天理大)をはじめ、育成を含む新人内野手4人は全員が遊撃手。競争激化も予想されるが、「何とか勝ち抜いていけるように頑張っていきたい」と気合を入れる。「走攻守全部の底上げ」がテーマだが、特に「打たなきゃ試合に出られないと痛感したので」と打撃力アップには力を入れている。

 「どんなピッチャーに対してもセンター中心に打っていく感じ。センター前が一番いい当たりかのかなと自分では思っているので」。この日も「みんなそうだとは思うけど、ボールの内側を打つことをより意識」しながらティー打撃、マシン打撃、そして手投げのボールでの打撃練習とバットを振り込んだ。

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