阪神・前川　頭脳派バッターになるぞ！　追い込まれたら「前の打者への傾向見て、待ち方は変えたい」

大阪天満宮の福玉行事に参加した（左から）中川、豊田、岡留、森木、前川、桐敷、鈴木
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　大阪天満宮での「初天神梅花祭　福玉行事」に参加した2年目の阪神・前川が、同所でまつられている菅原道真にあやかり、頭脳派バッターへの進化に意欲を示した。

　「今年は2ストライク後は前の打者への傾向も見て、待ち方は変えてやりたい」

　1年目は感性を重視していた。配球などのデータにも目を通すが基本は来た球を反応で打つタイプ。だが、キャンプ1軍スタートをゲットし、右翼のポジションを狙う今季は頭脳をプラスしていく構えだ。「積極的に振っていく自分のスタイルは大事にしながら」。追い込まれる前後で考えを切り替え、一本調子では終わらない粘り強さを貫く。

　天満宮では「しっかり頭を下げて、無病息災をお願いした」とケガなくキャンプ、そしてシーズンを乗り切ることを祈願。「一日が終わっても、それで終わりじゃなく、寝るまでストレッチとかでしっかりケアすることが大事」と24時間を有効活用する。ケアのためのマイブームが寝る前のヤクルト1000。ライバルも一気飲みする意気込みだ（鈴木　光）