楽天・松井裕樹 侍リリーフ陣では唯一の左「常に日本代表は目指していた。100%の状態へ準備」

[ 2023年1月26日 16:18 ]

15年、プレミア12で銅メダルを胸に笑顔を見せる(左から)松井裕、山崎康、大谷
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 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの全30人が26日、正式に発表された。6日に先行発表されていた12人に加え、新たに西武・山川穂高内野手(31)、巨人・岡本和真内野手(26)ら18人が決定。投手はWBC日本代表では過去最多の15人で、球数制限がある大会の鍵を握る第2先発を充実させた布陣となった。

 選出された楽天・松井裕樹は「常に日本代表は目指していたので、もう一度日の丸を背負ってプレーすることができることを、誇りに思いますし、とてもうれしく思います。チームの力になれるよう、与えられたポジションを全うし、日本の勝利に貢献したいです。そのためにもマウンドに上がった時に100%の状態にできるように、本番へ向けてしっかりと準備していきたいと思います」とコメントを発表した。

 栗山監督は会見でリリーフ陣で左投手が少ない理由を明かした。チームでその役割を担うのピッチャーは、前回大会に続き2度目の代表入りとなった楽天・松井のみ。指揮官は「ルール上、ワンポイントがない。(マウンドに)行ったら3人以上投げないといけない。特殊的なピッチャーの枠が必要なくなった」と説明した。

 決定したメンバー30人は以下の通り(☆は今回発表、数字は背番号)。

 <投手>=15人
 (11)ダルビッシュ有(パドレス)
 (12)戸郷 翔征  (巨人)
 (14)佐々木朗希  (ロッテ)
 (16)大谷 翔平  (エンゼルス)
 (18)山本 由伸  (オリックス)
 (21)今永 昇太  (DeNA)
 (13)☆松井 裕樹  (楽天)
 (20)☆栗林 良吏  (広島)
 (47)☆高橋 奎二  (ヤクルト)
 (17)☆伊藤 大海  (日本ハム)
 (26)☆宇田川優希  (オリックス)
 (15)☆大勢     (巨人)
 (22)☆湯浅 京己  (阪神)
 (29)☆宮城 大弥  (オリックス)
 (28)☆高橋 宏斗  (中日)

 <捕手>=3人
 (10)甲斐 拓也  (ソフトバンク)
 (24)☆大城 卓三  (巨人)
 (27)☆中村 悠平  (ヤクルト)
 
 <内野>=7人
 (2) 源田 壮亮  (西武)
 (3) 牧  秀悟  (DeNA)
 (55)村上 宗隆  (ヤクルト)
 (33)☆山川 穂高  (西武)
 (1) ☆山田 哲人  (ヤクルト)
 (25)☆岡本 和真  (巨人)
 (7) ☆中野 拓夢  (阪神)

 <外野>=5人
 (8) 近藤 健介  (ソフトバンク)
 (51)鈴木 誠也  (カブス)
 (9) ☆周東 佑京  (ソフトバンク)
 (34)☆吉田 正尚  (レッドソックス)
 (23)☆ヌートバー  (カージナルス)

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