ヤクルト・村上　WBCでも主役演じ切る！新CM発表会で初演技に「100点」

自身の最終進化形を「進化し続ける事」とする村上（撮影・沢田　明徳）
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　世界の舞台でも主役を演じきる。ヤクルト・村上が都内でビジネスツール「Lark」の新CM発表会に出席。侍ジャパンの栗山監督から、電話で直接WBC出場を打診されたと明かした。

　心が奮い立った。6日の日本代表メンバー先行発表を前に指揮官から「日本を背負って戦ってくれ」と熱い言葉を伝えられた。「もちろん僕自身、WBCに出ることが目標だったので、出て活躍するぞという気持ちになっていたけれど、その瞬間、より一層、世界一に向けて頑張っていこうと思った」。3月の大会へ、スイッチが入った。

　昨年、日本選手最多56本塁打を放ち、22歳で史上最年少3冠王を獲得。野球にとどまらずこのオフは多忙を極めた。富士フイルムのCMが先にテレビ放映されたが、この日発表された「Lark」が初めてのCM撮影だった。初挑戦の演技では、豪快なスイングを披露し「神っすね～」のセリフも堂々と演じた。完成したCMに「最高です。今の見たら、100点でもいいかなと」と胸を張った。

　年明け早々の7日。「小さい頃もWBCという舞台に憧れて、格好いいなと思って野球を始めたので、4番を打ちたいなという思いは凄くあります」と侍の4番への思いを堂々と明かした。エンゼルス・大谷やパドレス・ダルビッシュらメジャーリーガーも参戦する侍ジャパンでの世界一から、リーグ3連覇を目指す23年。「キャリアハイ（自己最高）の成績を残す。進化し続けることが大事。まだまだできると信じている」と覚悟を持って挑む。（青森　正宣）