阪神・湯浅 侍ジャパンで藤川球児氏の背番号22継承「追いつき、超えていかなければならない背中」

[ 2023年1月26日 16:00 ]

侍ジャパンに選出され日の丸を背負う湯浅 (撮影・後藤 大輝) 
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 今年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出された阪神・湯浅京己投手(23)が、大会にかける思いを語った。阪神甲子園球場で取材に対応し「大変光栄ですし、ジャパンの一員としてWBCに出場させていただけることに、感謝と覚悟を持って臨みたい」と力を込めた。

 背番号は阪神の大先輩・藤川球児氏が代表でも背負った「22」を自ら希望して決定。「過去の大会で投手では球児さんがつけていらっしゃったと思うんですけど、やっぱりリリーフをやるからには追いつき、超えていかなければならない背中だと思っている。自分の覚悟の意味を含めて22番を選ばせていただきました」と番号に込めた思いを明かした。

 栗山監督からは直接電話で「世界一になるために力を貸してくれないか」と言葉をかけられた。「見ていてワクワクさせられるようなピッチングをしたいと思いますし、本当に自分の持っている力を全力で出すだけ。しっかり準備して臨みたい」。名字の湯、名前の京己(アツキ)、そして熱い投球と3つの意味が込められた「アツアツ」を代名詞とする右腕が、かつての火の玉守護神の思いを継承する。

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2023年1月26日のニュース