ダルビッシュ 7回1失点でPS5年ぶり勝利 打線の大量援護に「気持ちよく投げることができた」

[ 2022年10月8日 12:10 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ   パドレス7ー1メッツ ( 2022年10月7日    ニューヨーク )

7回を投げきり、ベンチで安堵の表情を見せるダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)は7日(日本時間8日)、敵地・シティフィールドで始まったメッツとのナ・リーグワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦に先発。7回1失点の好投で白星をつかみ、チームは3試合制のWCSで先勝した。

 大一番の緊張感からか立ち上がりは細かい制球に苦しんだダルビッシュ。初回は1死一、三塁、2回は1死三塁と得点圏に走者を背負ったが無失点で切り抜けた。3回以降は本来の投球を取り戻し、許した失点は5回に浴びたエスコバルのソロによる1点のみ。7回101球を投げ1失点、6安打4奪三振と試合をつくった。

 ポストシーズンはレンジャーズ、ドジャース、カブス時代を含め過去7試合に登板も2勝5敗、防御率5・18と苦戦。これまで6回2/3が自己最長で7回を投げ切ったのは初めてとなった。

 打線も相手先発の通算201勝右腕・シャーザーから5回までに4本塁打で7点を奪うなど爆発。投打がかみ合い、ナ・リーグ111勝で、実に60の貯金を作ったドジャースと戦う地区シリーズ進出へ王手をかけた。

 試合後、ダルビッシュは「初回から味方がたくさん打ってくれたので、すごく気持ちよく投げることができましたし、初戦をしっかり取れて良かったです」と笑みを浮かべ、投球内容を振り返った。

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2022年10月8日のニュース