【阪神大学野球】大体大が延長戦制す!5回から登板の碓氷が好投&6回に集中安打で4点差追いつく

[ 2024年5月3日 13:50 ]

阪神大学野球春季リーグ第4節1回戦   大阪体育大6-5甲南大 ( 2024年5月3日    ほっともっとフィールド神戸 )

5回からのロングリリーフで無失点に抑えた大体大・碓永
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 大阪体育大が延長戦を制し、ポイントを12に伸ばした。1―5で迎えた6回表に相手の守備の乱れに乗じて4安打を集中し、同点とした。延長10回は、6番・斎藤智也の送りバントが相手の悪送球を誘い、勝ち越しに成功した。

 5回から4番手で登板した碓氷高巳(4年=明石南)がタイブレークまで投げきる好投で勝利を呼び込んだ。

 「2イニングぐらいの予定だったのですが、もう1イニングもう1イニングと伸びて。タイブレークもバント処理後(1死二、三塁)で交代するタイミングもありましたが、ベンチも動き辛かったんでしょうね」

 碓氷はシーズン前のオープン戦でも最長で2イニングしか投げていなかったが、敗戦もしくは引き分けで優勝の可能性が完全消滅する一戦で大きな仕事をやってのけた。身長1メートル70、体重60キロの小柄な体格ながら2月のオープン戦前から始めた登板前日の15分程度のジョギングで試合当日は「体が軽く感じられるようになった」と、好感触を得ていた。リーグ戦に入ってもこの独自の調整方法で好投を続けてきた。

 松平一彦監督は「碓氷はよく頑張ってくれた。いい感じで投げていたので最後まで任せることになりました」と、踏ん張りを称えていた。

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