ソフトバンクが先勝、ファイナルS王手 千賀8回3失点、毎回11K、柳田3ラン ポストシーズン17連勝

[ 2022年10月8日 17:01 ]

パCSファーストステージ第1戦   ソフトバンク5─3西武 ( 2022年10月8日    ペイペイD )

<ソ・西>6回、金子を投ゴロに抑えジャンプしながら送球する千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは8日、西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)第1戦に臨み、5─3で先勝。ファイナルステージ進出へ王手をかけた。先発の千賀滉大投手(29)が8回4安打3失点(自責2)で11三振を奪う力投だった。

 4回まで1四球のみと絶好の立ち上がり。しかし、5回に栗山に初安打となる中堅への二塁打を許すと、外崎にも左前打されて1死一、三塁。中村晃の失策と愛斗の中犠飛で2点を失った。6回には森の初球のフォークを右翼席へ運ばれた。

 それでも打線が千賀を援護。3回に三森の左中間先制二塁打、柳田の右越え3ランで4点。1点差に詰め寄られた6回には周東が右前適時打して突き放した。

 千賀は8回2死一、三塁のピンチを背負ったが、栗山をフォークボールで空振り三振に打ち取り、8回を112球、4安打3失点(自責2)で、毎回の11三振を奪い、9回はモイネロが締めた。

 チームは19年ファーストS第2戦から始まったポストシーズンの連勝を17に伸ばした。レギュラーシーズンでは最終143試合目に敗れ、オリックスに優勝をさらわれたが、日本一へ向けての再スタートとなる大事な初戦で投打がかみ合い、勝利をもぎとった。

 ▼千賀 とにかく先制点を与えないように、チームが点を取るまでは何とかゼロに抑えようと思っていた。(8回の栗山の打席では)とにかく僕が(8回に)行くというところに対して、ベンチの思いとみんなの思いというのは、ゼロで帰ることだと思ったので、とにかく時間をかけてでも、ゼロで帰ろうと思ってたので、できて良かったです。

 ▼柳田 (本塁打は)チャンスだったので何とかしたいと思って打席に入った。必死に当てにいったので、芯付近に当たってくれましたし、角度がついたので、何とかいってくれと思っていた。(千賀は3回の)4点で十分かなと思った。(シーズン最終戦で優勝を逃したが)終わったことなので、また。きょうも終わったことなので、明日(9日)また頑張ります。

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