天理が智弁学園とのライバル対決制し近畿大会出場決定 エース中川輝星が完投&ソロ弾

[ 2022年10月8日 15:42 ]

秋季高校野球奈良大会 準決勝   天理4―1智弁学園 ( 2022年10月8日    佐藤薬品スタジアム )

<天理・智弁学園>ライバルを撃破しほえる天理ナイン
Photo By スポニチ

 天理が智弁学園を下し、5年連続36度目の秋季近畿大会出場を決めた。

 今夏甲子園でも登板したエース左腕の中川輝星(てっせい=2年)が6安打1失点で完投、打っては4回先頭で公式戦1号となるソロ本塁打を中越えへ運び“二刀流”の活躍。「デッドボールを当ててもいい、ぐらいの強気で投げました」と内角を徹底的に攻め、7回まではわずか1安打投球。ラスト2イニングでソロ本塁打を浴び5安打を集中されたが、気迫を前面に出してしのぎ切り「智弁という強いチームなので、全員が強気で挑んだ結果が勝ちにつながった」とうなずいた。

 近畿大会出場を決めたが、あくまでも来春選抜出場はもちろん「奈良1位で、神宮大会にも出ること」と高い目標を設定している。天理の「1」に恥じない投球で、まずは9日の決勝で奈良の頂点に立つ。

続きを表示

2022年10月8日のニュース