ソフトB柳田、右越え3ランに「角度がついた」 33歳最後の試合でチーム鼓舞する“3試合連続弾”

[ 2022年10月8日 15:17 ]

パCSファーストステージ第1戦   ソフトバンク─西武 ( 2022年10月8日    ペイペイD )

CSファーストステージ第1戦で3ランを放った柳田
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 ソフトバンクは8日、西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)第1戦に臨み、3回に柳田悠岐外野手(33)が右越え3ランを放った。

 0─0の3回に三森の左中間二塁打で先制し、なお迎えた2死二、三塁のチャンス。2ストライクと追い込まれたが、内角低めのスライダーを振り抜いた打球は右翼席に飛び込む3ランとなった。初回には徹底した内角攻めで、最後はスライダーに空振り三振に倒れたが、2打席目はその内角スライダーに反応。2ストライクと追い込まれてからの一発に「追い込まれてしまったので、とにかくバットに当てることだけを考えました。結果的に、芯で捉えて角度がついてホームランとなってくれました」と喜んだ。

 柳田は9月30日の楽天戦の守備中に後頭部を右翼フェンスに強打して途中交代。むち打ちの症状を抱えながら、今月1日の西武戦、2日のロッテ戦も一発を放った。「(首の状態は)ぼちぼち。まあプレーできるんで大丈夫」と話していたが、9日に34歳となる主砲が、33歳最後の試合で“3試合連続弾”でチームに流れを引き込んだ。

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