DeNA痛恨!8連勝中だったハマスタ阪神戦で146日ぶり黒星 CS敗退阻止へ、第2戦は大貫先発

[ 2022年10月8日 17:34 ]

セCSファーストステージ第1戦   DeNA0―2阪神 ( 2022年10月8日    横浜 )

<D・神>5回、近本に2点適時打を浴びた今永(撮影・島崎忠彦)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが8日、開幕。レギュラーシーズン2位のDeNAは本拠・横浜スタジアムで同3位の阪神に零敗を喫して黒星発進となった。9日の第2戦も敗れるとCS敗退が決まる。

 DeNAのCS進出は2019年以来3年ぶり4度目で、三浦大輔監督(48)体制2年目で初。先発マウンドにはレギュラーシーズンで11勝を挙げた左腕エースの今永昇太投手(29)が上がった。

 だが、相手右腕エース青柳との投げ合いで0―0のまま迎えた5回だった。1死からその青柳に右前打を打たれると中野にも中前打され、代打・マルテには四球を与えて満塁のピンチ。ここで3番・近本に真ん中高めに入った150キロを中前にはじき返されて2点先制を許した。今永は5回7安打2失点で降板。結局、これが決勝点となった。

 打線は毎回のように走者を出したが、青柳に要所を締められて6回まで1度も三塁へ進めず、二塁ベースを1度踏んだだけ。青柳が降板し、0―2で迎えた7回には2死から代打・ソトが右中間フェンスを直撃する二塁打で塁に出たが得点できず。8回の1死一、二塁も無得点に終わって最後までホームが遠かった。

 DeNAは今季阪神戦では16勝9敗と9年ぶりに勝ち越し。本拠・横浜スタジアムでの阪神戦は5月15日に敗れたのを最後に8連勝中となっていたが、146日ぶりの黒星が痛恨の1敗となった。初戦を落とし、もう後がないDeNA。敗れるとCS敗退が決まる9日の第2戦では、今永と同じくレギュラーシーズンで11勝をマークした右腕・大貫が予告先発投手としてマウンドに上がる。

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