履正社が準決勝進出 エース左腕・増田壮が14K完封「どんどん飛ばしていこうと思って投げました」

[ 2022年10月8日 13:21 ]

秋季高校野球大阪大会 準々決勝   履正社3―0近大付 ( 2022年10月8日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<履正社・近大付>履正社のエース・増田のピッチング(撮影・井垣 忠夫)
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 今夏大阪大会準Vの履正社が近大付を下し、準決勝に進出。エース左腕の増田壮(2年)が3回を除く8イニングで14三振を奪い2安打完封。2年連続の近畿大会出場まであと1勝とした。

 「ストレートの勢いがキャッチボールのときから良かった。どんどん飛ばしていこうと思って投げました」

 安定感抜群の投球だった。6回終了まで三塁を踏ませず。最大のピンチは7回。1死一、三塁とされたが、一ゴロと空振り三振で脱出すると、ラスト2イニングは3者凡退で仕留めた。

 旧チームでは夏こそ「10」をつけたが、秋と春は「1」。宿命のライバル・大阪桐蔭が誇る来秋ドラフト上位候補の前田悠伍(2年)も同じ左腕だが“エース”としての経験は上回っていると自負している。今大会で対戦が実現するなら決勝か3位決定戦のみ。最高2300回転を計測するキレのあるボールで、打倒を目指す。

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2022年10月8日のニュース