DeNAに先勝の阪神・矢野監督「間違いなく1番はヤギ」6回無失点&1安打の青柳に最敬礼

[ 2022年10月8日 18:43 ]

セCSファーストステージ第1戦   阪神2-0DeNA ( 2022年10月8日    横浜 )

セCS1<D・神>5回、近本の2点適時打で生還した(左から)青柳を迎える矢野監督ら(撮影・島崎忠彦)
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 大事な初戦を2―0で逃げ切った阪神・矢野監督は先発の青柳を絶賛した。左打者を並べた「対青柳打線」を相手に6回4安打無失点。5回1死から自ら右前打し、決勝のホームも踏んだ右腕に「間違いなく1番はヤギ」と最敬礼だった。

 以下は試合後のインタビュー。

 ――青柳がしっかりゲームをつくった。
 「ホントホント、集中してあそこ(6回)まで行ってくれたんで。間違いなく1番はヤギやろうね」

 ――自身の安打も大きかった。
 「もちろん。アイツは何でも、みんなも一生懸命やけど、その一生懸命のレベルが高い選手なんで。そういう必死さというのがあそこにもつながったのかなと思います」

 ――前日会見でキーマンに挙げた中野、近本が躍動。
 「そうやね。やっぱりあそこらへん(中野)が出て、チカ(近本)が還すというかね。(その後が)つながればもっと良かったんだけど、形としてはすごくいい形やった。もう1点、打線の方は取れるところがあったんで、もちろん取りたかったっていうのはあるけど。いい攻撃もしてくれたと思います」

 ――マルテの四球も鍵になった。
 「もちろん、大事なキーでしょ」

 ――湯浅がイニングまたぎで力投。
 「スグル(岩崎)がちょっと投ゴロを嫌なセーフ(一塁悪送球)にしちゃったところもあったけど。選手も(回またぎも)あるよという準備はしてくれていたと思うんで。全員でつないで勝てた。打線もマルテの四球とか江越の盗塁とか全員で、俺がいつも言う俺たちの野球をやってくれたかなと思います」

 ――初戦の勝利は大きい。
 「そりゃそうでしょう。どっちも勝ちたいゲーム。向こうのホーム球場で、展開的には苦しかったけど。ウチとしては、反省すべきところもあるけど、勝ち切れたというところは自信にして。明日で決めるというところで行けたらと思います」

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