ソフトバンクが3回に一挙4点 CS初出場の三森が先制打 柳田は右越え3ラン

[ 2022年10月8日 14:56 ]

パCSファーストステージ第1戦   ソフトバンク─西武 ( 2022年10月8日    ペイペイD )

<ソ・西>3回、適時打を放つ三森(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは8日、西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)第1戦に臨み、3回に三森大貴内野手(23)が先制の左中間二塁打を放った。

 2回まで西武先発の高橋の前に打者6人で完璧に抑えられていたが、0─0の3回だった。1死から周東の右翼への二塁打、甲斐の四球で1死一、二塁。この場面で三森が1ストライクからの2球目、高めに浮いた直球をとらえ、左中間二塁打を放った。三森はポストシーズン初出場となったが、2打席目でうれしい初安打が貴重な先制打となり「とにかく積極的にスイングを仕掛けることだけを考えました。いいタイミングで良いスイングができたと思います。大事な先制点を取ることができて良かったです」と話した。

 さらに2死二、三塁からは柳田が内角のスライダーを右翼席に運ぶ3ラン。初回には徹底した内角攻めで空振り三振に倒れたが、2打席目はその内角スライダーに反応。2ストライクと追い込まれてからの一発に「追い込まれてしまったので、とにかくバットに当てることだけを考えました。結果的に、芯で捉えて角度がついてホームランとなってくれました」と喜んだ。この回一挙4得点で、先発の千賀を援護した。

 チームは19年ファーストS第2戦から20年の日本シリーズ優勝までポストシーズン16連勝中。シーズンでは最終戦で敗れ、オリックスに優勝をさらわれたが、日本一へ向けて、まずは大きなリードを奪った。

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