ソフトB・千賀「僕が一歩目を切れるように」　ポストシーズン16連勝中も、新たなスタートに意欲

＜ソフトバンク練習＞モイネロ（右）と笑顔で話す千賀（撮影・岡田　丈靖）
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　俺から、また白星を刻む――。

　8日のファーストS第1戦で先発するソフトバンク・千賀が、藤本政権のポストシーズン（PS）1勝目を飾る決意をみなぎらせた。

　この日、本拠地で最終調整。チームは19年の3位・楽天とのファーストS第2戦から20年の日本シリーズ優勝までPS16連勝中だが、「それは工藤（前監督）さんのときだった。今年はまた新たなスタートを、僕が一歩目を切れるように最少失点でいけるように打者を抑えるだけ」。

　PS最後の黒星は千賀が4被弾して敗れた19年のCSファーストS第1戦。「僕、やられているんで。とにかくエキサイトしないように自分の中で普通に入れるように。点を取られても“まだまだ終わってない”と野手に思わせるように」。自分に言い聞かせるように力投を誓った。