巨人・喜多 堂々とした捕手へ「もっと技術的にも精神的にも行動しなければ」

[ 2022年10月7日 15:31 ]

ティー打撃を行う巨人・喜多
Photo By スポニチ

 巨人の喜多隆介捕手(24)が“大人の捕手”への成長を誓った。7日、川崎市のジャイアンツ球場で2軍練習に参加。プロ初安打を放つなど14試合に出場した今季を「1軍の舞台でプレーしてみて、まだまだ自分の力の無さを実感した」と振り返った。

 シーズン最終盤も1軍に同行し、CS争いを経験。「一つのミスが勝敗にも大きく関わってくる緊張感の中で、1プレー1プレーをしっかりこなしてこそ、1軍で出れる条件」と肌で感じた。最終戦のDeNA戦では3点リードの6回からマスクをかぶり勝利に貢献。それでも「思っていたより何もできない。もっと技術的にも精神的にも行動しなければだめだなと」と課題を口にする。

 「やっぱり出た時はどうしてもソワソワしちゃう」と落ち着きがなかったと明かす。捕手は現場の監督とも言われるポジション。「出ている以上は堂々とプレーを。そういう姿がチームにも伝染するし、投手も自信持って、意思表示してくれる捕手の方が投げやすいと思うので」という。この日も、捕球練習を入念に行い「そこをもっとよくすれば全体的な視野も広がる」と、まずは練習で自信をつける。

 「経験はさせてもらった以上は無駄にせずに、来年はそういうレベルに達せるように過ごしていきたい」と喜多。どっしり、堂々と構える理想の捕手像を求めていく。

続きを表示

2022年10月7日のニュース