ソフトバンクと西武がCSファーストステージ前に会見 藤本監督が相手を立てる巧妙トーク披露

[ 2022年10月7日 14:13 ]

ソフトバンク・藤本監督
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 悔しさをぶつけるソフトバンクと、失うものは何もない西武が激突する。8日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを前に7日、ペイペイドーム内で両軍の前日会見が行われた。

 ソフトバンク・藤本博史監督(58)、西武・辻発彦監督(63)の両指揮官とソフトバンク選手会長の今宮健太内野手(31)、西武主将の源田壮亮内野手(29)が登壇した。意気込みを問われた藤本監督は「10月2日の悔しさをチーム全員でぶつけていきたい」と首位で最終戦を迎えながらロッテに敗れV逸した悔しさを口にすれば、今宮も「監督がおっしゃった通り、悔しい思いをぶつけるクライマックスシリーズにしたい」と話した。

 辻監督は「色々なインタビューで選手が“失うもんはない”と言っていた。必死に明るく伸び伸びとやってくれたら」と期待した。

 藤本監督は巧妙トークでも盛り上げた。要警戒打者に41本塁打、90打点でリーグ2冠に輝いた西武の主砲・山川穂高内野手(30)の名前を挙げた後に「山川くんですが、その前の源田くんを出さないことですね」とコメント。これには、源田も笑顔を見せながら「僕なんかの名前を出してくれて、優しいな」と少し照れていた。

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2022年10月7日のニュース