日本ハムの下手投げ・鈴木が「仮想」韓国の変則右腕に 新庄監督が侍ジャパン戦で起用

[ 2022年10月7日 06:00 ]

日本ハムの鈴木
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 日本ハムの新庄監督が、侍ジャパンの相手を務める11月5日の強化試合(東京ドーム)で“仮想・韓国”を演出する。「韓国に下手投げの投手がいるらしくて、鈴木君を当ててもいいかな」と、下手投げの鈴木を登板させるプランを明かした。

 3大会ぶりの頂点を狙う侍ジャパンの宿敵・韓国。国際大会では横手または下手投げの変則投手を含めるのが定番で、昨夏の東京五輪では下手気味のサイド右腕・高永表コヨンピョ(31=KT)が代表入り。準決勝・日本戦で先発し、110キロ台のチェンジアップを武器に5回2失点と好投した。

 鈴木は今季から新庄監督の勧めで横手から下手投げに挑戦。8月からは先発も無難にこなし、幅を広げた。侍ジャパンにとって貴重な練習相手となる。

 新庄監督は当初、上沢、加藤、伊藤の先発3本柱を投入する予定だったが、伊藤が代表選出されたため代役を思案。鈴木のほか、ルーキーながら今季55試合に登板した最速156キロ右腕・北山も指名した。本格派と技巧派を並べ、侍ジャパンの王座奪還のために助力する。(清藤 駿太)

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2022年10月7日のニュース