【阪神・平田2軍監督語録】「鈴木はカーショーに5ミリ近付いたよ」「広大が打って右京が打って」

[ 2022年10月4日 18:14 ]

練習試合   阪神2軍11―1日本生命 ( 2022年10月4日    鳴尾浜 )

<練習試合 神・日本生命> 5回、打者多田の打球を処理する高寺 (撮影・亀井 直樹)
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 阪神は打線が爆発し、社会人の強豪・日本生命を圧倒した。クライマックス・シリーズでも活躍が期待される高卒2年目の高寺が4安打。井上が2ランを含む3安打、ルーキー前川も3安打を放った。試合後は、ウエスタン・リーグ優勝のセレモニーが行われた。

 平田2軍監督と報道陣のやりとりは以下の通り。

 ―先発の鈴木が5回1失点だった。
 「今日はビックリした。ストライク入ったから。この前はカーショー(鈴木がフォームを参考にする米大ドジャース投手)に3ミリ近付いたって言ったけど、5ミリくらい近付いた。(失点した)5回はヘバったよ。これはスタミナ不足。スライダーはしっかり投げ切きれて、余裕ができたからカーブも投げられた。5ミリ近づいた。前回より2ミリアップよ」

 ―前川が3安打をマークした。
 「素晴らしいね。あれはいいバッター。言うことないわ。この前(2日、ウエスタン広島戦)は玉村とか、1軍(クラスの)のピッチャーにやられたけど、今日は全く。打順は、今まで前川、井上の順だったけど、(小幡、高寺、熊谷が)1軍から選手が来た兼ね合いで、今日は井上、前川の並びにしたら、面白いね。広大(井上)が打ったら右京(前川)が打って。打撃コーチのアイデアだけど、つなげた方が刺激し合っていいな」

 ―井上はホームラン。
 「まあ見事よ。日本生命のピッチャーはレベルが高い。(その相手に)最初のライト線二塁打といい、センター前といい。今日どうしたんだろうね。前川の後だったら力むもんね。前川が打ったら、広大はボール球ばっかり振るけど、今日は落ち着きがあったよね。全然ボール球に手出さないもん。そういうところで、前川が後ろの方がいいのかなって。右京はまだ1年目だから、そう言うところで自分のバッティングしてるから」

 ―高寺は4安打。
 「言うことないね。相変わらずバットコントロールがいい。凡打も全てにおいて内容がいいもん。スチールもかかんにいってくれた。バッティングの調子の良さを維持してるな。久しぶりに見たらね。ファーム日本選手権に来てくれないかな(笑い)。去年、望夢はファーム選手権出られてないねん。まあ、それは冗談として。彼には1軍でクライマックス・シリーズという、緊張するところを経験できるから。あいつにとって、来季に向けて非常にいい経験になるね」

 ―戦力外通告を受けた選手があいさつに来ていた。
 「この時期はね、そういう時期なんで。そうやってあいさつに来る姿を見て、感じる選手たちばなんでね。今、ユニホーム着られる(ありがたさを)と。戦力外を受けた選手たちは、ゆっくり考えて、これからのことを色んな方に相談して、またいろんなチャレンジしていってほしいな」

 ―ウエスタン・リーグ優勝の贈呈式があった。
 「コーチ、選手のおかげでああやって代表で優勝のペナントもらって、幸せだよ。ありがたい。みんなの頑張りで、代表でもらっているだけだよ。2年連続で日本一になって、それを選手たちの成長につなげたい。こういうところで力がついてくるので、(楽天と戦う)金曜日も楽しみにしてます」

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2022年10月4日のニュース