ポストシーズン出場が決まったダルビッシュのパドレス 首脳陣が決断すべき差し迫った問題とは

[ 2022年10月4日 08:53 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 MLB公式サイトが3日(日本時間4日)、ポストシーズン進出が決まったパドレスの差し迫った問題について言及している。

 現時点で決まっているのは10月7日から9日、ワイルドカードシリーズ3試合を遠征で戦うこと。当たる可能性があるのは3チームで、メッツ(公式戦の結果は4勝2敗)、カージナルス(2勝4敗)、ブレーブス(4勝3敗)。第5シードか第6シードかも未定だが、第6シードの方が優勝決定シリーズまでドジャースと当たらずに済むという利点がある。第1戦の先発は中6日でダルビッシュ有、そのあとはおそらく左腕ブレイク・スネル、右腕ジョー・マスグローブ。打線で弱点はベンチの層が薄いこと。特に重要な場面で起用できる左の代打がいない。考えられる解決策はトレード獲得のジョシュ・ベルが不振なので、代わりにベテラン右打者のウィル・マイヤーズをDHに起用、スィッチヒッターのベルを代打の切り札として残すことだ。中堅手の打力も問題。トレント・グリシャムは今季打率・182、最近は左投手相手の時はホセ・アソカルを起用する。では右投手の時はどうするのか。ブルペンについてはクローザーはジョシュ・ヘイダー。左腕の中継ぎで一番信用できるのはティム・ヒルだ。右腕についてはロベルト・スアレス、ルイス・ガルシア、ピアース・ジョンソン、ニック・マルチネスなどを状況に応じて起用する。

 決めなければいけないのはブルペンを全部で何人にするか。9人なら、野手が減り、ブランドン・ディクソン一塁手のような選手は入らない。4番手の先発投手マイク・クレビンジャーは3試合のワイルドカードシリーズでは必要ないが緊急要員として残る。問題は5番手だったショーン・マナイアをロングリリーバーとして残すかどうかだ。

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2022年10月4日のニュース