DeNA三浦監督「まずは初戦」 首位ヤクルトと最大17・5差が38日間で7差に あすから直接対決

[ 2022年8月11日 21:06 ]

セ・リーグ   DeNA4―1阪神 ( 2022年8月11日    横浜 )

<D・神>勝利しスタンドに向かってあいさつする三浦監督(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAが2位争いを続ける阪神との直接対決に競り勝ち、同一カード3連勝。三浦大輔監督(48)の就任2年目で初となる貯金3とした。

 ホームの横浜スタジアムでは11連勝となり、2015年以来7年ぶり3度目の球団タイ記録。同一カード3連勝は3月の中日戦(バンテリンD)、4月の阪神戦(横浜)、6月の阪神戦(横浜)に続いて2カ月ぶり今季4度目となった。

 試合後、三浦監督は「選手たちが本当に1試合1試合戦ってきた積み重ねがここにきていると思います」とナインの頑張りを評価。7回4安打1失点と好投して今季4勝目を挙げた先発左腕・石田については「調子自体も良かったと思います」とし、初回に自らの暴投で1点失ったことについても「立ち上がり、ちょっとイヤな形で先制されましたけども、そのあとは真っ直ぐでね、しっかりキレのあるボールでコントロール良く抑えてくれたと思います」と語った。

 また、7回に起死回生の勝ち越し2ランを放った嶺井については「慎重になるところは慎重でしたけど、大胆にいくところは思い切って勇気をもって攻めこんでくれたと思います」とコメント。12日から敵地・神宮に乗り込んで首位ヤクルトと3連戦を戦うが「まだまだね、1歩ずつ積み上げていくしかないですし、まずは初戦、いい形で入っていけるようにまた準備したいと思います」と静かに闘志を燃やしていた。

 DeNAは単独5位だった7月4日時点で首位ヤクルトに最大17・5ゲーム差と大きく引き離されていたが、試合後にヤクルトが広島戦(マツダ)に敗れて6連敗。最大17・5ゲーム差を38日間で7ゲーム差まで縮めたDeNAが、大逆転での24年ぶり優勝に向けてまずは直接対決に臨む。

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