ロッテ・種市 1軍復帰後初登板初勝利ならず…740日ぶり先発は3回3失点で降板

[ 2022年8月11日 18:44 ]

パ・リーグ   ロッテーソフトバンク ( 2022年8月11日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>3回、押し出しで勝ち越し点を与えてしまった種市、松川のバッテリー(撮影・長久保 豊)
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 一昨年9月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたロッテ・種市篤暉(あつき)投手(23)が、11日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で実に740日ぶりに先発。3回5安打4四球3失点で降板し、1軍復帰後初勝利はお預けとなった。

 種市は3年目の19年に8勝を挙げ、若きエース候補に躍り出たが、20年9月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け長期離脱へ。リハビリを経て、20年8月1日の楽天戦以来740日ぶりの1軍マウンドになった。

 初回、1死三塁から牧原大に右越え適時二塁打を浴び先制を許すと、マーティンの9号2ランで逆転直後の2回にも失点。1死走者なしから中村晃に甘く入った直球を完璧に捉えられ右翼スタンド中段に飛び込む4号同点ソロを浴びた。

 3回には制球を乱し今宮、柳田、デスパイネに四球を与え2死満塁とされると、続く中村晃には押し出しとなる四球で失点。続く柳町は中飛に打ち取り大量失点は免れたが、この回で降板。復帰後初登板は3回74球、打者16人対し被安打5、被本塁打1、与四球4の3失点という内容に終わった。

 ▼種市 期待して使っていただいて結果を出せなかったのは自分の実力かなと思います。しっかり反省して次に生かせたらと思います。約2年ぶりのマウンドでしたが、変に緊張することもなく意外と冷静に周りも見えていたかなと思います。大きな歓声もいただいて本当に嬉しかったです。1軍の舞台で投げることができたということが今日の1番の収穫だと思います。あとは課題を一つずつ潰していって次回またチャンスをいただけたらいい結果を出せるように頑張ります。

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