広島・九里 息子に見せた!69日ぶり先発星「何が何でも抑え、ここに立ちたいと思っていた」

[ 2022年8月11日 07:00 ]

セ・リーグ   広島4-1ヤクルト ( 2022年8月10日    マツダ )

<広・ヤ>ヒーローインタビューを受ける九里(撮影・岡田 丈靖)             
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 広島・九里が愛息の願望に応えた。6回を5安打零封の粘投で5勝目。先発に限れば69日ぶりの白星をつかみ、お立ち台で「先日、息子に“最近ヒーローインタビューを見ていないね”と言われたので、何が何でも抑え、ここに立ちたいと思っていた」と笑顔でかみしめた。

 初回からピンチの連続。「自分の中で大胆にいけていない部分があった」。中でも2回は先頭から連続四球と悪癖を露呈させた。それでも要所で粘り、中盤からは修正。球数116球を投じて試合をつくった。

 4勝目は中継ぎ待機した7月17日の巨人戦以来で、先発勝利は6月2日の日本ハム戦以来。「チームに勝機がある投球をしないと」という投手キャプテンに、佐々岡監督は「2回は紙一重でやられても仕方がない投球。粘ってくれたけどね」と注文を忘れなかった。

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