旭川大高　王者・大阪桐蔭追い詰めた！先制＆6回までリード奪うも…

第104回全国高校野球選手権第5日・1回戦   旭川大高3―6 大阪桐蔭 （ 2022年8月10日    甲子園 ）

＜大阪桐蔭・旭川大高＞3回、旭川大高・藤田は2ランを放ちタッチを交わす（撮影・後藤　大輝）
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　現校名では最後の夏の旭川大高が、6回表までリードを奪うなど王者を追い詰めた。

　初回、先頭の近藤伶音（れおん＝3年）がセーフティーバントを決め、犠打や盗塁を絡めて犠飛で先制。3回は藤田大輝（3年）が2ランを放った。「負ける気持ちは捨てようと話していた」と広川稜太主将（3年）。大阪桐蔭の現チームから、甲子園で先制したのは選抜含め旭川大高が初。夏の甲子園で大阪桐蔭から3点以上先制も14年準決勝で初回5得点の敦賀気比（福井）以来だった。

　3―6の8回は無死二、三塁、9回も2死満塁と最後まで攻め、広川主将は「最高のプレーを出せた」と胸を張った。