【甲子園】高松商 プロ注目・浅野の“清原超え”&2打席連発で快勝「出塁を目指した結果がホームラン」

[ 2022年8月11日 12:54 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   高松商14-4佐久長聖 ( 2022年8月11日    甲子園 )

<佐久長聖・高松商>5回、ソロを放つ高松商・浅野(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 3大会連続22回目出場の高松商(香川)が、4年ぶり9回目出場の佐久長聖(長野)を14-4で下し、昨年に続く初戦突破を決めた。 1球速報

 打線を引っ張ったのは大会前の時点で高校通算64本塁打を記録していた今秋ドラフト上位候補の1番・浅野(3年)だった。1点リードの5回、2死走者なしから右中間に高校通算65号となる豪快な一発を放り込み、貴重な追加点。試合前の時点で本塁打数はPL学園・清原和博の高校通算と並んでいたが、初戦であっさりレジェンド超えを果たした。

 さらには2点リードの7回、無死一塁から今度は左越えに2打席連続となる子高校通算66号の2点弾。食い下がる佐久長聖を突き放した。

 浅野は「試合勘がなくて不安だったが、落ち着いてできました。1本目は感触があまり良くなくて、ライトに取られたと思ったら、手を回してくれていました。上から叩いたことがいい結果を生みました」と振り返った。また、2本目については、「これは手応え十分でした。1番バッターとして出塁を目指した結果が、このホームランになった」と笑みを浮かべた。

 投げてはエース左腕の渡辺が自慢のコントロールを武器に快投。打線の援護も受けて、佐久長聖打線を8回4失点に抑えた。

 

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月11日のニュース