西武・辻監督“清宮危険スライディング”に物言い、代走“遅延行為”も指摘 4時間49分死闘ドロー

[ 2022年8月11日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2―2日本ハム ( 2022年8月10日    札幌D )

<日・西>8回、近藤のニゴロで一塁走者の清宮は走塁死(撮影・高橋茂夫)
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 西武・辻監督は今季3度目の引き分けの後、相手の危険プレーとベンチワークを指摘した。まずは清宮のスライディングを「びっくりした。あのタイミングでベース上で滑ったら駄目」と回想。首脳陣がベンチを出て場内が騒然とした。

 8回1死一、二塁の守備で近藤の打球が二ゴロに。外崎のグラブトスを受けた源田が、一塁走者の清宮と二塁塁上で交錯して倒れ込んだ。塁審は一時セーフと判定したが、リプレー検証でアウトに覆った。清宮のスライディングも危険なプレーとして「ボナファイドルール」が適用され、打者走者の近藤もアウトになった。

 直前の清宮の打席では本田が2球で追い込んで3球目を投じた後に新庄監督が二塁走者に代走を告げた。だが約2分も代走が出てこず。今季チーム最長の4時間49分の試合で、指揮官は「あれ遅延行為じゃないのって。バッターはバン、バン、と追い込まれたら間を取りたい。あれは駄目」と球審に注文したことも明かした。(神田 佑)

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2022年8月11日のニュース