【甲子園】佐久長聖・藤原監督「浅野選手のホームランで選手の心が折れた」 プロ注目スラッガーに脱帽

[ 2022年8月11日 12:54 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   佐久長聖4-14高松商 ( 2022年8月11日    甲子園 )

<佐久長聖・高松商>佐久長聖の先発・廣田(撮影・岸 良祐)
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 4年ぶり9回目出場の佐久長聖(長野)は、3大会連続22回目出場の高松商(香川)に4-14で敗れ、18年以来4年ぶりの初戦突破はならなかった。 1球速報

 エース広田が3回まで粘りのピッチング。しかし、4回以降は高松商打線に捕らえられて苦しい展開に。プロ注目のスラッガー・浅野には5回、7回と2打席連発で一発を浴びた。7回途中からは五十嵐、佐藤、小北と継投したが、相手打線の勢いを止められなかった。

 打線は1点を追う4回、2点を追う5回に1点を返して食らいついたが、中盤以降は高松商のエース・渡辺の前に苦戦。8回にようやく2点を返すのが精いっぱいだった。

 藤原弘介監督は「凄い強力打線でした」と高松商に脱帽。「何とか食らいついていこうと思っていたが、浅野選手の最初のホームラン、そして2本目のホームランで選手の心が折れてしまった」と正直な感想を口にした。また、投手陣に対しては「先発の広田はよく投げていた。4人の投手ともに粘って投げたが、やはり全国の舞台、甘いボールを逃してはくれなかった」と口に。最後は「13対2という状況の中でも8回、9回、しぶとく打てた。そこがチームの成長です」と笑顔で締めくくった。

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2022年8月11日のニュース