【甲子園】九州国際大付・楠城監督 第一声は「体調不良者が出て、馬淵監督には心配をかけ申し訳なかった」

[ 2022年8月11日 15:55 ]

第104回全国高校野球選手権第6日・2回戦   九州国際大付2―1明徳義塾 ( 2022年8月11日    甲子園 )

<九州国際大付・明徳義塾>試合終了後、明徳義塾・馬淵監督(左)と言葉をかわす九州国際大付・楠城監督(撮影・坂田 高浩)
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 6年ぶり8回目出場の九州国際大付(福岡)が3大会連続22回目出場の明徳義塾(高知)と対戦し、2―1で勝利。7年ぶりの初戦突破を果たした。

 1点を追う3回2死二塁から小田原義(3年)の右翼線への適時打で同点。4回1死二塁からは黒田義信(3年)の三塁前へのバント安打が敵失を誘って勝ち越した。投げては左腕・香西一希(3年)が直球の球速は120キロ台後半ながらチェンジアップを効果的に使って内外角を丁寧につき、明徳義塾打線を翻ろう。リードを守り切った。

 大会本部が9日にチームに新型コロナウイルスの集団感染が発生したと発表。改定したガイドラインに基づき、ベンチ入りメンバー2人を入れ替えてこの日の臨んだ。試合後、楠城徹監督は最初に「体調不良者が出て、相手の馬淵監督には心配をかけ申し訳なかったと思ってます」と話し、試合直後と馬淵監督に「対戦が決まった時から日本を代表する監督さんと1度はやりたかった」と伝えたと明かした。そして、「うちが勝つにはこういう展開しかないと思っていた。打ち合いになったら負けるという読みだった。勝つ時はきん差だなと。香西がいい時のリズムで投げてくれた」と試合を振り返った。

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