日本ハム・新庄監督が清宮かばう 危険スライディングに「必死ですからね。セーフになりたい気持ちが」

[ 2022年8月11日 12:38 ]

日本ハム・清宮
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が11日、西武戦(札幌ドーム)前に取材に応じた。

 10日は延長12回の末、2―2で今季2度目の引き分け。清宮のスライディングで「ボナファイドルール」が適用されたプレーについて、指揮官は「ベースから足が超えてしまったら、ああいう審判の判断になる。まあ危険なスライディングには思えなかったけど、ルール的にそういうルールがあるのであれば、そうならないように練習してもらって」と、見解を口にした。

 2―2で迎えた8回1死一、二塁で迎えた近藤は二ゴロ。処理した外崎が二塁へ送球するも、二塁ベース上で遊撃手の源田とスライディングした一塁走者の清宮が激しくぶつかった。一度はセーフの判定もリプレー検証の結果、清宮は正しいスライディングではなかったとして「ボナファイドルール」が適用され、清宮に加えて打者走者の近藤もアウトとなり、勝ち越しのチャンスが一転して無得点に終わっていた。

 清宮のスライディングしたタイミングがベースに近かったという意見について、新庄監督は「でも、あれは(セーフになろうと)必死ですからね。セーフになりたいという気持ちが(スライディングが)近くなるんで」と、本人をかばった。それでも「ルールなら何も言えない。ケガとかそういうことを考えて、みんなで作ったルールなので」と続けた。

 この日の練習中には清宮が源田と話し、和解するようなシーンも見られた。

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