三重 2年生エース上山 夢の舞台で7安打完封に感激「完封できるとは…」 打っては4回に適時打

[ 2021年8月20日 16:52 ]

第103回全国高校野球選手権 第7日第3試合   三重2-0樟南 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<樟南・三重>初回無死、樟南・町北を空振り三振に仕留め、雄叫びを上げる三重先発の上山(撮影・河野 光希)
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 2年ぶりの開催となった第103回全国高校野球選手権大会の第7日は20日、甲子園球場で2回戦が行われ、三重(三重)が2-0で樟南(鹿児島)を下し、初戦を突破した。準優勝した2014年以来7年ぶりの初戦突破となった。

 三重は2年生エースの上山が完封の快投を見せた。序盤は雨が強く、マウンドがぬかるむ中でも140キロ付近の直球を低めに決めた。8回まで毎回走者を出しながらも粘りを見せ、7安打6奪三振で完封した。

 充実した表情で「夢の舞台で投げられてうれしかった。完封できるとは思わなかった。公式戦で(の完封)は自分の記憶では2回目です」とかみしめた。

 「立ち上がりは興奮したけれど、途中から集中力が増して、丁寧に投げられた。特にストレートがコーナーにいったのが大きかった。先輩の野手が様々な部分で守ってくれて、助けてくれた」と野手陣に感謝した。

 打っては4回に2点目を加える中前適時打。「シンに当たって、非常に気持ちよかった。優勝できるように1球1球丁寧に、大事に投げていきたい」と意気込んだ。

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