ヤクルト・小川 ソロ本塁打3発被弾も7回3失点 守護神・石山打たれリーグ単独トップ5勝目は消滅

[ 2020年7月25日 22:45 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―5巨人 ( 2020年7月25日    神宮 )

<ヤ・巨>力投するヤクルトの先発・小川(撮影・木村 揚輔)
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 ヤクルトの小川泰弘投手(30)が巨人戦(神宮)で今季6度目の先発登板。ソロ本塁打3本を浴びながらも7回5安打3失点と力投して勝利投手の権利を持って降板したが、守護神・石山が追いつかれた後でチームがサヨナラ勝ちしたため、小川の開幕5連勝とリーグ単独トップ5勝目はお預けとなった。

 小川は初回、2死から丸に左中間へ先制6号を浴び、チームが4―1と逆転して迎えた6回には再び丸に今度は右翼スタンドへ7号を被弾。7回にはウィーラーにも右翼スタンドへ運ばれ、本塁打3発を被弾した。だが、いずれもソロ。失点はその3点だけで、5―3と2点リードの時点で降板した。

 そのまま勝てば自己最多をさらに伸ばす開幕5連勝になるところだったが、8回にマウンドへ上がった2番手・清水が最初に対戦した吉川尚に左越え5号ソロを浴びて1点差。9回には守護神・石山が陽岱鋼に同点犠飛を許して小川の5勝目が消えた。

 それでもチームはその裏、1死満塁から腰の手術を乗り越えた代打・川端のタイムリーで今季3度目のサヨナラ勝ち。首位・巨人とのゲーム差は2・5に縮まっている。

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2020年7月25日のニュース