レッズ秋山 ゼロからのスタートへ覚悟「楽しみより不安が大きい」

[ 2020年7月25日 02:30 ]

インターリーグ   レッズ―タイガース ( 2020年7月24日 )

「1番・左翼」で開幕戦先発出場が見込まれるレッズ・秋山(AP)
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 「1番・左翼」での先発出場が見込まれるレッズ・秋山は、日本選手一番乗りで今季の出場を果たす。23日は非公開で最終調整。ニック・クロールGMは「スイングも打席の内容も良くなっている。彼のプレーが楽しみだ」と期待した。

 大リーグ1年目。3月のオープン戦では、速球への対応に苦しみながら修正を重ねた。キャンプ再開後は連日、紅白戦に出場。21日のオープン戦では初本塁打も放ち、実戦11試合で打率.314と結果を残した。

 15年にシーズン最多の216安打をマークするなど、日本で安打製造機としての確固たる地位を築き、3年契約を勝ち取った。だが「どれくらいできるか今シーズン見せないと終わり」と覚悟をにじませる。チームの外野手では最年長の32歳。ただ、メジャーでは年齢も実績も関係ない。新天地でのゼロからのスタートへ「開幕に向けてはどういう状況でも楽しみより不安の方が大きい。準備してきたものを出すしかない」との心構えで臨む。

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2020年7月25日のニュース