ヤクルト 代打・川端タイムリーで今季3度目サヨナラ勝ち!ライアン5勝目消した石山が今季2勝目

[ 2020年7月25日 22:04 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―5巨人 ( 2020年7月25日    神宮 )

<ヤ・巨>9回1死満塁、サヨナラ打を放った川端(中央)(撮影・吉田 剛)
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 2位・ヤクルトが両チーム合わせて6本塁打が飛び交った巨人との空中戦に最後は代打・川端の適時打で決着をつけ、6―5で今季3度目のサヨナラ勝ちを飾った。首位・巨人とはこれで2・5ゲーム差。

 ヤクルトは5―4と1点リードで迎えた9回表に守護神・石山が打たれて追いつかれ、5―5で迎えたその裏だった。この回から代わった巨人6番手の左腕・中川が投げた初球を青木が中越え二塁打すると、続く主砲・村上は2ボールから申告敬遠され無死一、二塁。山崎の犠打が決まって1死二、三塁とすると、巨人・原監督がマウンドまで行ってエスコバーが申告敬遠で1死満塁と舞台は出来上がった。

 ここで打席には、腰痛に悩まされてきた15年目のベテラン川端。初球空振りの後の2球目を左前に運び、サヨナラ勝ちの走者を迎え入れた。

 巨人は予告先発投手だったサンチェスが右肩の違和感で先発回避し、緊急で今季初先発となった沢村は初回に逆転2ランを被弾するなど4回途中2失点で降板。打線は丸が初回の先制6号に続いて6回には今季2度目のマルチ弾となる7号を放ち、7回にはウィーラー3号、8回には吉川尚5号と4本塁打が出たがいずれもソロ。9回には守護神・石山を打ち崩して代打・陽岱鋼の犠飛で同点としたが、その裏、守護神・中川が力尽きた。

 7回5安打3失点で降板したヤクルト先発の小川は石山が9回に追いつかれたため、リーグ単独トップとなる5勝目が消滅。石山が今季2勝目を挙げた。

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2020年7月25日のニュース