高陽東が8回コールド勝ち プロ注目の4番・間瀬場は無安打で反省「力が入りました」

[ 2020年7月25日 13:09 ]

夏季広島県高校野球大会4回戦   高陽東9―3西条農 ( 2020年7月25日    しまなみ球場 )

<高陽東・西条農>初回1死三塁から外角低めの変化球を拾って左犠飛を放つ高陽東の4番・間瀬場秋(3年)
Photo By スポニチ

 2時間を超えて新しいイニングに入らない広島独自の大会規定により高陽東が西条農に8回コールド勝ちした。高陽東は4―3で迎えた最終8回、先頭の3番・信重流輝(3年)が右前打で出塁すると、2四球を挟んで6番・吉原秀弥(3年)、代打・小田翔陽(3年)、代打・市原虹輝(3年)の3連続適時打で一挙5点を奪い、粘る西条農を突き放した。

 プロが注目する高陽東の4番・間瀬場秋(3年)は初回1死三塁から外角低めの変化球をうまく拾い、きっちり左犠飛を放ったが、3回には無死満塁の絶好機に空振り三振に倒れるなど、この日は2打数無安打1打点2三振2四球。「打たなきゃいけないというので力が入りました」と反省しきりだった。

 1年秋の県地区予選リーグ・祇園北戦では1試合3本塁打を放った左の長距離砲。この日もプロ3球団がバックネット裏から間瀬場のプレーを視察した。ヤクルト・岡林洋一スカウトは「高校生の中では強く振る力を持っている。これから良くなる選手」と将来性に目を向けていた。

 ◆間瀬場 秋(ませば・しゅう)2002年(平14)9月20日生まれ。広島市出身の17歳。6歳からソフトボールを始める。城山北中時代は硬式の広島ボンバーズで三塁手、投手、外野手。高陽東高入学後は1年秋から正右翼手。2年春に三塁手に転向。50メートル走6秒7。遠投92メートル。高校通算本塁打は22本。1メートル80、97キロ。右投げ左打ち。好きな球団はソフトバンク。目標はソフトバンク・柳田悠岐とヤクルト・村上宗隆。

続きを表示

2020年7月25日のニュース