阪神・西勇輝7回8安打1失点 121球の力投も味方の援護に恵まれず

[ 2020年7月25日 16:39 ]

セ・リーグ   阪神―中日 ( 2020年7月25日    ナゴヤD )

<中・神>7回2死三塁、井領に先制の適時内野安打を打たれ、マウンドでガックリの西勇(撮影・椎名 航)
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 阪神先発の西勇輝投手(29)は7回8安打1失点で降板した。

 初回は1死から大島に中前打を許し、続く阿部の内野ゴロで2死二塁のピンチを背負ったが、4番・ビシエドを外角のチェンジアップで空振り三振に抑え、立ち上がりをゼロで切り抜けた。

 中盤の6回は先頭の大島に左翼へ二塁打を打たれると、阿部にも右前打を許して無死一、三塁。ここから本領を発揮し、ビシエドを浅い左飛に打ち取ると、A・マルティネスを空振り三振。最後は京田のバットをへし折って一ゴロに抑え、得点は与えなかった。しかし、球数が100球を越えた7回2死三塁から井領に適時内野安打を許し、先制点を献上した。

 18日の同戦では今季初完投で勝利。「前回対戦した相手ですし、もう一度、自分の中で整理して臨みたいです」。意気込んで臨んだマウンドで開幕から6試合連続のクオリティースタートを記録したが、悔しい結果となった。

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2020年7月25日のニュース