岡島＆斎藤　完全リレーで快勝劇ピシャリ

　【レッドソックス６―１ブルージェイズ】レッドソックスは岡島、斎藤が完全リレーで快勝劇を締めくくった。５―１の８回に３番手で登板した岡島は連投ながら、三振と内野ゴロ２つと危なげなし。５点リードとなった９回は、斎藤が圧巻の３者連続三振に仕留め「１年やっていると、たまにこういうことがある」と白い歯をのぞかせた。５日ぶりの登板で試合勘に不安があったといい「細かいことよりも、腕を振ることを考えた」。開き直ってのストライク先行の投球が功を奏し、５試合連続の無失点で防御率を２点台に戻した。

　≪田沢　２２日ヤンキース戦でリベンジ誓う≫レ軍・田沢が２２日（日本時間２３日）のヤンキース戦に先発することが決まった。右ふくらはぎ痛で戦列を離れているウェークフィールドの状態が思わしくなく、首脳陣は逆転地区優勝へ負けられない大事な試合を田沢に託す決断を下した。ヤ軍は、メジャー昇格即デビュー戦となった７日にサヨナラ本塁打を浴びて初黒星を喫した相手。「ヤンキースは今までで一番迫力のある打線。打たれたイメージはまだある。考え過ぎると良くないので、捕手を信じて思い切って投げたい」とリベンジを誓った。