気迫の98球 川上、サンタナとの投げ合い制す

[ 2009年8月21日 11:38 ]

 【ブレーブス3-2メッツ】試合開始から汗が顔に浮かぶような暑さの中でも集中力を切らさなかった。ブレーブスの川上は7回7安打1失点で6勝目をマークした。

 今季3度目のメッツ戦登板で、サイ・ヤング賞投手のサンタナと2度目の投げ合い。主力を故障で欠くメッツ打線が相手とはいえ「ほかの選手が何とかチャンスを、という雰囲気がある。気を付けたい」と臨んだ。
 立ち上がりは苦しんだ。一回に二塁打と二つの四球で迎えた2死満塁のピンチを無失点で切り抜けた。3安打を浴びた三回には1点を失ったものの、徐々に立ち直った。五回には4番のフランコアを見逃しの三振に仕留めた。
 やや疲れの見え始めていた七回も1死からパガンに安打を許したが、併殺で後続を断った。四回までにサンタナから3点を奪った味方打線に応えるように、気迫のこもった98球で7月8日以来の白星をつかんだ。(共同)

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2009年8月21日のニュース