粘投の猿川「「負けたら雄星に申し訳ない」

[ 2009年8月21日 15:31 ]

 【花巻東7-6明豊】花巻東は菊池雄からマウンドを受け継いだ猿川が粘りの投球を見せた。「負けたら雄星(菊池)に申し訳ない。最後まで投げるつもりだった」と興奮を抑えきれなかった。

 絶対的なエースが五回途中で負傷降板する緊急事態。8安打を許して5失点したが、最後までマウンドを守りきった。
 菊池雄が抜けた場面を想定して練習してきたという。4番打者は2点を追う九回に安打で出塁し、同点のホームを踏んでいる。背番号5の右腕は「こういうときに野手で勝つ力がないと優勝できない。やってやろうと思った」と満足げだった。

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2009年8月21日のニュース