三菱重工長崎2年目右腕 前年準Vを1安打投球

[ 2009年8月21日 17:53 ]

 【都市対抗 三菱重工長崎4ー1王子製紙】高卒2年目の右腕宇土が都市対抗初登板で初先発初勝利の“初ものづくし”で、上々の東京ドームデビューを飾った。

「調子は悪かった」の言葉通り、九州第2次予選では140キロ中盤を計測していた直球も、この日は140キロ止まり。それでも縦に鋭く落ちるスライダーが効果的で、前年準優勝の王子製紙を5回1安打無失点に封じ込めた。
島原中央高3年の夏は長崎県大会2回戦で敗退。わずか2年後にはアマ野球最高峰の大会で先発勝利を挙げたことに「2年間でここまで来られるとは想像もしなかった。監督やコーチ、皆さんに感謝したい」とかみしめるように話した。

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2009年8月21日のニュース