ダルが6点も失った、やはりインフルの影響か…

[ 2009年8月21日 23:21 ]

6失点で5敗目を喫し、球場を引き揚げる日本ハム・ダルビッシュ

 【日本ハム2―6ソフトバンク】ダルビッシュの不敗神話が、ついに崩れた。プロ入り後、7戦全勝と相性の良かったヤフードームで喫した初黒星。新型インフルエンザの影響で、戦力を大幅に欠いたチームを救えなかった。

 女房役の鶴岡は、発熱で休養中。ダルビッシュも38度の高熱にうなされたばかりで、万全の体調とはいえない中での登板だった。今季最多の10安打を浴びて、自身ワーストに並ぶ6失点。「完全に力負け。絶対に勝ちたい試合だったし、勝つつもりでいたのに」と悔しさをにじませた。
 16日の時点では、早ければ19日にも優勝マジックが点灯するはずだった。チームの勢いに水を差したのは18日に感染者が確認された新型インフル。この日、二岡、大野の2人が復帰し、22日の夜には小谷野、糸井、スレッジ、鶴岡が福岡入りの予定だが、すぐに試合に出られるかは分からない。
 優勝マジック点灯を前に足踏み状態が続く日本ハム。梨田監督も「今週は苦しいけど、何とか乗り切りたい」と言うしかなかった。

続きを表示

2009年8月21日のニュース