岩手勢90年ぶり!花巻東、菊池降板も延長戦制した!

[ 2009年8月21日 11:19 ]

9回表、中前に同点2点打を放ち、一塁で雄たけび上げる花巻東・横倉

 【花巻東7-6明豊】第91回全国高校野球は21日、準々決勝が行われ、春のセンバツ2回戦の再現となった花巻東(岩手)と明豊(大分)が対戦。6-6の同点で迎えた延長10回、花巻東は3番川村の中前適時打で1点を勝ち越し、そのまま逃げ切りベスト4進出を決めた。

 岩手勢の4強は1919年(大8)の盛岡中(現、盛岡一)以来、90年ぶり。
 花巻東はプロ注目左腕・菊池は4回まで4奪三振のパーフェクト投球を見せていたが、初安打を許すと、犠飛で1点を奪われ、その直後に背中に痛みが走り降板。救援の猿川が粘りの投球でチームのピンチを救った。
 明豊は8回に3本の二塁打などで3点を奪い逆転したが、9回に花巻東の5番横倉に同点打を浴び、延長戦で力尽き、春の雪辱はならなかった。

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2009年8月21日のニュース