修猷館 52年ぶりの決勝進出ならず

[ 2009年7月28日 06:00 ]

 【福岡・修猷館2―3筑陽学園】延長10回2死一、二塁から篠田が左超えにサヨナラ打を浴び、52年ぶりの決勝進出の夢は散った。165球を投げた篠田は「ここまで来られると思わなかった。でも、きょうの試合は勝ちたかった」と涙を流した。県内屈指の進学校で塾に通う選手もいる。練習時間は限られ、県大会は昨秋、今春ともに初戦で敗退した。衛藤監督は「意外な夏でした」と選手たちの成長に驚き、スタンドからは温かい拍手が注がれた。

 ≪筑陽学園 6年ぶりの決勝進出≫修猷館をサヨナラ勝ちで破り、6年ぶりの決勝進出を決めた。延長10回2死一、二塁から青木が左越え二塁打。守備でも柴田、城戸を好リードした青木は「チャンスに弱いけど、開き直って打てた」と高校初のサヨナラ打に声を弾ませた。決勝の相手は強打の九州国際大付。江口監督は「守り勝つ野球しかない」と口元を引き締めた。

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2009年7月28日のニュース