ヤクルトが4連勝!石川が87球で9勝目

[ 2009年7月28日 20:46 ]

ファンの声援に応える、9勝目を挙げたヤクルト・石川と先制打の宮本(右)

 【ヤクルト6-2広島】ヤクルトが4連勝。4回に宮本の右前適時打で先制し、6回には失策をきっかけに2安打で2点。7回にはガイエルの16号3ランでリードを広げた。石川は8回5安打2失点で9勝目。

 8回を87球で投げ終えた。球宴明けの初戦を、ヤクルトの石川が省エネ投球で飾った。「この展開は完投しないとだめ」と、今季初完投を逃した悔しさをあらわにしたが、9勝目をマークした。
 「先に点を取ってもらって、気持ち良く投げられた」と石川。6回まで三塁を踏ませなかった。三振1、無四球と持ち前の打たせて取る投球が光った。7回に犠飛で失点し、八回にも石原にソロを許したが、2失点にとどめた。
 8回1失点だった19日の広島戦に続いての好投となった。荒木投手コーチが「彼はコントロールがよければ、投球術は持っている投手」と話せば、女房役の相川も「両サイドにしっかり来ていたので、サインを出しやすかった」と絶賛した。
 今後は毎週のように、6連戦となる。後半戦の開幕戦で、左のエースが八回まで投げきった意味は、チームにとっても大きかった。

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2009年7月28日のニュース