松井秀、激走!好走塁でチームに勢い

[ 2009年7月28日 13:17 ]

レイズ戦の2回、ポサダの二塁打で本塁へ走るヤンキースの一走松井秀

 【ヤンキース11―4レイズ】ヤンキースの松井秀が“激走”でチームを勢いづけた。2回、先頭打者で右腕シールズの速球に詰まり、バットを折られながらも2試合連続となる右前打。次打者ポサダの二塁打で、一塁から一気に先制のホームを踏んだ。

 ポサダの中堅右への打球に、松井秀は「本塁は微妙なタイミングだと思った」。歯を食いしばって走り、本塁に滑り込むと、あおむけの姿勢で大きく息を吐いた。クロスプレーではなかったが「現時点では精いっぱい。アウトにならなくて良かった。疲れた」。左ひざが万全ではない中での必死の走塁。チームはこの回の3点で試合の主導権を握り、大勝した。
 安打は鈍い当たりで、その後の打席は無安打だったが「打撃の感覚としては悪くなかった」。詰まっても打球が外野の前に落ちるのは、球をしっかり引きつけ、バットを正しい軌道で出せているから。打撃と走塁で勝利に貢献し、気分のいい夜になった。(共同)

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2009年7月28日のニュース