カブレラが2打席連発!オリックス快勝

[ 2009年7月28日 21:20 ]

1回オリックス2死二塁、カブレラが左越えに先制2ランを放つ

 【オリックス6-2ソフトバンク】後半戦の幕開けとともに、球界屈指の怪力も目を覚ました。オリックスのカブレラが右足小指骨折から復帰後、初本塁打を含む2打席連発で序盤に勝負を決めた。

 1回は左翼ポール際へ、4月19日以来となる先制の5号2ラン。3回にはフルカウントから左翼席をも越える特大の場外弾で場内をどよめかせた。それでも「大振りしないように心がけた。だから一発は狙っていないよ」と余裕を漂わせた。

 持ち合わせているのは規格外のパワーだけではない。来日9年目でフリーエージェント(FA)の取得条件を満たし、来季からは日本人扱いになる。「プレーできるのはあと2、3年くらいかもしれないけど、引退後も打撃コーチをやりたいんだ。気持ちはもう日本人のつもりだからね」

 約2カ月半のリハビリを経て復帰してからの連続試合安打も「15」に伸ばした。チームは久々に5位ロッテに並び、37歳の大砲は「これからもっとよくなるよ」と自信をみなぎらせた。

続きを表示

2009年7月28日のニュース