福留 攻守で貢献!ミスジャッジも誘った

[ 2009年7月28日 06:00 ]

 【カブス5―2レッズ】カブスの福留が攻守で首位奪回に貢献した。2点リードの8回1死満塁でやや浅めの中飛を前進してつかみ、素早く本塁へ返球。低く鋭い軌道で2度弾み、本塁を狙った走者を仕留めた。

 「ああいう時はコースだけは絶対にずらさない。低過ぎたけど、捕手がうまく処理してくれた」。実は捕手は走者にタッチできておらず、球審の“ミスジャッジ”を誘ったプレーとなったが「審判がアウトと言えばアウト」としてやったりの表情だった。
 この日帰国した臨時コーチの佐々木恭介氏(本紙評論家)が、空港へ向かう直前まで福留を指導。恩師の熱意に応え、8回1死三塁では中前へ貴重な追加点となる適時打で、連続試合安打を自己新の9に更新した。2回は同点の押し出し四球を選び2打点。4月9日以来の単独首位に「これから直接対決もあるし、気にしなくていい。流れを崩さないことが大事」と気を引き締めた。

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2009年7月28日のニュース